自己評価表・保護者評価表

自己評価表

令和5年10月~11月に行ったアンケートの結果を踏まえた自己評価表を公表します。
評価基準は厚生労働省が定める「放課後等デイサービスガイドライン」をもとに作成しています。

項目 A:環境・体制整備
B:業務改善
C:適切な支援の提供
D:関係機関や保護者との連携
E:保護者への説明責任等
F:非常時の対応
  改善目標工夫している点取り組み状況など
A 利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか。
  →法令を遵守したスペースを確保しています。
A 職員の配置数は適切であるか。
  →法令で必要とされる配置数に加え、児童指導員を1名以上配置(常勤換算による算定)しています。
A 事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮がなされているか。
  →防音設備による段差が1か所ありますが事業所指定を受ける際に大阪府に説明をして許可を得ています。
B 業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか。
  →社員間でのミーティングや月1回の職員全体会議で業務改善について話し合う機会を設けています。
B 保護者等向け評価表を活用する等によりアンケート調査を実施して保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか。
  →年に1度、秋に保護者等向け放課後等デイサービス評価表を用いたアンケート調査を実施しています。保護者等の意見等を把握し、業務改善につなげています。
B この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか。
  →ホームページにて公開しています。
B 第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか。
  →第三者による外部評価については現在実施の予定はありませんが、今後必要に応じて実施を検討します。
B 職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか。
  →事業所内職員研修を月に1回設けています。また外部研修へも参加しています。
C アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析したうえで、放課後等デイサービス計画を作成しているか。
  →計画期間ごとに保護者と面談(モニタリングとアセスメント)を行い、 そのアセスメントをもとに計画を作成しています。
C 子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを活用しているか。
  →計画期間ごとに児童の状況把握のため、アセスメントシートを活用しています。
C 活動プログラムの立案をチームでおこなっているか。
  →音楽療育の内容に関しては担当の職員が他の職員・保護者の意見も参考にしてプログラムを立てています。その他のプログラムに関しては職員間で話し合い決定しています。
C 活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか。
  →サービス自体は音楽療育に特化しているため固定化していますが、発達段階や習得度、個々の強みやご希望に合わせてプログラムを柔軟に変えながらサービスを提供しています。また音楽だけでなく日常生活動作やコミュニケーション・社会性等についても、アセスメントをもとに個々に目標を設定してサポートしています。
C 平日、休日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定して支援しているか。
  →基本的に週1日の通所となっており平日・休日といった曜日によって内容が変わることはありません。また長期休暇中も平日と同じようにサービスを提供しているため長期休暇に合わせた課題設定やプログロムの変更は行っておりません。個々の活動プログラムについては上記の通り平日・休日・長期休暇に関わらず柔軟に対応しています。
C 子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を作成しているか。
  →個々のプログラム内容に合わせて個別・集団の活動を組み合わせて計画を作成しています。
C 支援開始前には職員間で必ず打ち合わせをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか。
  →支援開始前に職員間で打ち合わせをしています。短時間勤務の社員に対しても口頭や文書で情報を共有できるようにしています。
C 支援終了後には職員間で必ず打ち合わせをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気づいた点等を共有しているか。
  →支援終了後、職員間での振り返りや利用状況の記入を行い、支援の状況の共有や見直しに役立てています。
C 日々の支援に関して正しく記録を取ることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか。
  →その日の様子を利用状況に記録・共有し、検証・改善に繋げています。またその日のサービス提供内容・療育内容を退所時に保護者にご確認いただいています。
C 定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断しているか。
  →定期的にモニタリングを行い、評価と計画の見直しをしています。
C ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか。
  →複数組み合わせた支援を行っています。
・自立支援と日常生活の充実のための活動・余暇の提供 など
D 障がい児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか。
  →児童発達支援管理責任者または音楽担当の職員が参画しています。
D 学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時間の確認等)、連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか。
  →保護者を通じて学校との情報共有・連絡調整を行っています。支援学校とはメール・電話を通じて情報共有・連絡調整を行っています。また支援学校の連絡会には必ず参加しています。
D 医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医等と連絡体制を整えているか。
  →現在ご利用の児童の中には医療的ケアが必要な方はおられません。医療的ケアが必要な児童の受け入れに関しては、医療職の職員がいないため主治医等の見解を確認した上で慎重に判断します。
D 就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報共有と相互理解に努めているか。
  →保護者を通じて保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との情報共有と相互理解に努めています。
D 学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障がい福祉サービス事業所等へ移行する場合、それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか。
  →事業所間で情報提供をした実績はまだありませんが、保護者を通じて今までの支援内容をお話しいただいています。
D 児童発達支援センターや発達障がい者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか。
  →研修には積極的に参加し、その際に助言を受けています。
D 放課後児童クラブや児童館との交流や、障がいのない子どもと活動する機会があるか。
  →地域交流については、限られた療育時間を当事業所の療育の中心である音楽療育に充てるため現在は実績がありません。
D 日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか。
  →連絡ノートや送迎時または必要に応じて電話で、状況や課題について話し合う機会を設け、共通理解に努めています。
D 保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレント・トレーニング等の支援を行っているか。
  →連絡ノートや送迎時または必要に応じて電話で、保護者に対しての支援も行っています。
E 運営規定、支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか。
  →利用開始前に契約書や重要事項説明書を通じて、運営規定、支援内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っています。
E 保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか。
  →モニタリング時や普段からの連絡ノート、電話での相談に応じ、必要な助言と支援を行えるよう努めています。
E 父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか。
  →現在保護者会等は開催していませんが、毎年行っている発表会が保護者同士の交流の機会となっています。
E 子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか。
  →連絡ノートや電話等で常に保護者と連携を取り合えるようにしています。いただいた意見に対しては迅速かつ真摯に対応し、その後の運営・療育に活かしていけるよう努めています。
E 定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡等の体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか。
  →予定や連絡事項等を記載したカレンダーを毎月発行し、ホームページにも掲載しています。また重要な事項に関してはその都度文書にてお知らせしています。
E 個人情報に十分注意しているか。
  →個人情報が記載された書類の管理に細心の注意を払い、守秘義務の厳守の徹底に努めています。
E 障がいのある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか。
  各児童・保護者、その時々に合わせてより良い伝達方法を考え実践しています。
E 事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか。
  →年に一回の発表会は地域住民の方々も鑑賞していただける開かれたものとなっています。
F 緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを作成し職員や保護者に周知しているか。
  →緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し職員に対しては定期的に研修を行っています。緊急時の対応については保護者に文書にて契約時と新年度に配布しています。(変更点が出た場合はその都度配布しています。)
F 非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他の必要な訓練を行っているか。
  →年に2度、非常災害を想定した避難等の訓練を職員で実施しています。また月に1度、消火器や避難経路の確認も行っています。
F 虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか。
  →年に1度、虐待防止の研修機会を設けています。
F どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて、組織的に決定し、子ども保護者に事前に十分に説明し了解を得た上で、放課後等デイサービス計画に記載しているか。
  →児童、職員の安全を守るためにどうしても必要と判断される場合のみ本人・保護者の了解を求めた上で個別支援計画書に記載していますが、身体拘束を極力避けるべく支援を計画し療育を行っています。
F 食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか。
  →基本情報シートで、全児童のアレルギーの有無を確認し、おやつ提供時に該当品目を提供しないよう細心の注意を払っています。また普段と内容が異なるおやつの提供をする際はその都度商品内容のアレルギー調査を実施しています。
F ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか。
  →ヒヤリハットについては、事例をすぐに記録し改善に努め全職員で共有できるようにしています。

 

保護者評価表

在籍者数 68名
在籍者数割合 児童発達支援1% 放課後等デイサービス99%
アンケート回答率 75%

項目
A:環境・体制整備
B:適切な支援の提供
C:保護者への説明等
D:非常時等の対応
E:満足度
A-① 子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
  はい96%
どちらでもない4%
いいえ0%

<ご意見>
音楽療育を実施している部屋は十分広いです。
A-② 職員の配置数や専門性は適切であるか
  はい96%
どちらでもない4%
いいえ0%

<ご意見>
いろんな障がいの児童がいますが、対応力がすごいです。
何名職員がいるか知らないので、年に1回プリント等で紹介してほしい。配置数がわからない。
A-③ 事業所の設備等はスロープや手すりの設置などバリアフリー化の配慮が適切になされているか
  はい86%
どちらでもない14%
いいえ0%
B-① 子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、放課後等デイサービス計画(個別支援計画書)が作成されているか
  はい100%
どちらでもない0%
いいえ0%
B-② 音楽療育プログラムが個々(クラス)に合わせた内容で提供されているか
  はい100%
どちらでもない0%
いいえ0%

<ご意見>
内容が合っている上に少しずつレベルアップできています。
B-③ 音楽療育時間以外の事業所内での子どもの過ごし方は適切になされているか
  はい98%
どちらでもない2%
いいえ0%
C-① 支援の内容、利用者負担について丁寧な説明がなされたか
  はい100%
どちらでもない0%
いいえ0%
C-② 日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解ができているか
  はい100%
どちらでもない0%
いいえ0%

<ご意見>
こちらの話を毎回聞いてくださり、アドバイスをくださります。
C-③ 保護者に対して面談や、育児に関する助言等の支援が行われているか
  はい98%
どちらでもない0%
いいえ0%(無回答2%)
C-④ 子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知・説明し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
  はい98%
どちらでもない0%
いいえ0%(無回答2%)

<ご意見>
苦情がありません。
C-⑤ 子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮がなされているか
  はい98%
どちらでもない2%
いいえ0%
C-⑥ 定期的にホームページや文書等で、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して発信しているか
  はい88%
どちらでもない10%
いいえ2%

<ご意見>
予定(営業日カレンダー)をホームページに載せてくださっているので助かっています。
C-⑦ 個人情報に十分に注意しているか
  はい98%
どちらでもない2%
いいえ0%

<ご意見>
個人情報に十分に注意しているかわかりません。
D-① 緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、保護者に周知・説明されているか
  はい100%
どちらでもない0%
いいえ0%
E-① 子どもは通所を楽しみにしているか
  はい94%
どちらでもない6%
いいえ0%

<ご意見>
子どもはいつも通所を楽しみにしています。
好きな音楽で頑張れるので通所を楽しみにしています。
本人から気持ちを聞けないが、嫌がるようなことはないです。
E-② 事業所の支援に満足しているか
  はい100%
どちらでもない0%
いいえ0%

<ご意見>
十分に満足しています。
内容がしっかりしていて、先生の指導も上手なので、通うことができて良かったです。
その他

ご意見
ピアノ・リコーダーの取り組みが積極的になり、他の日々の生活面でも良い影響がもたらされています。
学校の音楽に以前よりも参加できるようになり、本人も自信がついてきたのを感じます。
できることが増えて本当にうれしいです。
いつもノートや口頭で丁寧に様子などの連絡をくださっているので安心です。
子どもがイベントを楽しみにしているので、せめてイベント等がある日は、保護者が仕事をしている児童が通いやすいようにしてもらえると助かります。